大切な人(家族や友人など)を亡くされた方のための死別専門カウンセリング

大切な人(家族や友人など)と死別された方へ(グリーフカウンセリング)

配偶者や親、子供などの家族、そして親友などといった大切な人と死別したとき、大きな悲しみ(悲嘆「グリーフ」 ”Grief”)を感じるものです。

そして、ショック期、喪失期、閉じこもり期、再生期という長期に渡る様々な精神的な変化のプロセスを辿り、多くの場合、遺族の方は新しい心理的・人間的・社会的関係を作っていく中で、徐々に故人のいない環境に適応していきます。

しかし、そのプロセスをうまく辿ることができずに、なかなか故人のいない環境に適応できないケースも見受けられます。例えば、数年にわたって亡くなった人のことが頭を離れない場合や、落ち込んだ気分が長く続いて亡くなった事実を受け入れられない場合などです。
このような状態(複雑性悲嘆 ”Complicated Grief”)が長く続くと、心身に大きな影響が生じることがあります。

文京カウンセリングでは、大切な人(家族や友人など)を亡くされた方を対象に、悲しみから立ち直ることを公認心理師資格(国家資格)を有する専門のカウンセラーが支援いたします。

文京カウンセリングでは、対面によるカウンセリングの他に、オンラインカウンセリングも実施しております。遠方でご来談が難しい方など、ご利用いただければ幸いです。

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悲嘆の精神的な変化のプロセスについて

悲嘆の精神的な変化のプロセスは下記のように変化していくと言われていますが、必ずしも明確に分けることができず、また順番に進むとも限りません。行きつ戻りつしながら、あるいは、並行して進むこともあります。

ショック期
亡くなった事実があまりにショックで、はっきりとした反応が現れず、死の事実を認めたくない状態。心の麻痺の段階。

喪失期
亡くなった事実を現実として受けとめ始め、落ち込み、悲しみ、寂しさ、怒り、敵意の感情が繰り返し現れ、故人がまだ生きてるように感じ、故人を探し求める、故人に会いたいと思う時期。切望と悲しみの段階。

閉じこもり期
亡くなった事実を受けとめ、今までの生活の意味を失う、無気力になる、うつ状態に陥る、亡くなった原因を作ったのは自分ではと強い罪悪感や自責の念に陥る時期。混乱と絶望の段階。

再生期
故人がいなくても人生を送れると実感し、新たな自分を発見し社会的関係を築き、生きがいや社会的役割を見つけ、他人と関われるようになる時期。回復の段階。

複雑性悲嘆(Complicated Grief)について

・亡くなった事実を受け入れられない。
・亡くなった人のことが常に頭から離れない。
・この先、生きていく目的や意味が感じられない。
・自分の感情が無くなってしまったような状態が続く。
・自分の心や身体の一部までもが死んでしまったように感じる。
・亡くなってから、ずっと時間が止まったように感じる。
・とても強い孤独感や寂しさに襲われる。
・行き場のない強い怒りやイライラ感が続く。
・亡くなった人を思い出させるものや場所、状況を避ける。

このような状態が半年以上続き、仕事や学校、人間関係など社会生活上支障がある場合は、複雑性悲嘆(Complicated Grief)と言われる状態にあると思われます。そのことが直ちに精神的な病気ということではありませんが、精神的な変化のプロセスが滞っている状態にあるといえ、心や身体に影響することがあります。

大切な人を亡くしたときに、大きな悲しみを感じることはごく自然なことです。そして、自分の感情にどう向き合っていけばよいのか、大切な人がいなくなった生活にどう適応していけばよいのか、戸惑いを感じるということはよくあることです。

ただ、あまりに辛い状況が続き、この先どうしたらいいのか分からないといった状況にあるときには、専門のカウンセリングを受けることをお勧めいたします。

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カウンセリングを受けた感想(死別カウンセリング)

弊所所属カウンセラーのカウンセリング(死別カウンセリング)を受けられた方の感想です。
括弧内の年齢(年代)はアンケート回答時のもの。

・カウンセリングを受けたことで、夫を亡くしてから止まっていた時間が再び動き出し、自分の人生を歩むきっかけとなった。(40代女性)

・自殺という突然の別れで、理由もわからず、後悔や自分を責める気持ちでずっと苦しかった。優しく丁寧に話を聴いてもらって、気持ちが楽になり、日々の生活を送れるまで回復してきた。(30代女性)

・死産後初めてカウンセリングを受けた時、骨壺の我が子を連れて来たら「よく来たね。いらっしゃい」と我が子に優しく声をかけてくださったのが嬉しかった。(30代女性)

・亡くしたのが愛犬だったので当初は相談するのを躊躇していたが、愛犬も大切な家族であるから悲しんでもいいと心から思えたことが良かった。(40代女性)

・母親を亡くしたこと自体、もちろん大きな悲しみだったけれども、それに伴って実家が無くなったことの喪失感が自分にとってより大きな悲しみであることが分かった。(40代男性)

・長年思い出を共有していた妻との別れは非常につらくて、思い出の場所へ行くことも避けていたが、カウンセリングの成果でようやく最近になって孫を連れてその場所へ行けるようになった。(60代男性)

・息子を自死で亡くし、周囲からは「子どもを死なせた親」という目で見られて、人と関わるのを避けてきた。私にとってカウンセリングは、本音を語ることができ、本来の自分になれる貴重な場だと思う。(40代女性)

・夫が浮気や借金をしていたことが死後に判明して、どこにもぶつけようのない怒りを抱いて過ごしてきた。でも、そのことでこの先の自分の人生まで振り回される必要はないと思うので、生きがいを見つけて前に進もうと思う。(50代女性)

・おばあちゃん子だった私。なかなか死んだ事実を受けとめられなかったけど、カウンセリングに来て少しずつだけれども立ち直ってきて、ひとり立ちする自信もついてきた。(20代女性)

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